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賞状を手にする廣田さん 賞状を手にする廣田さん

茨城にあるJ-PARCセンターで特別研究生として3カ月間研究をしてきた廣田さん。久しぶりに寝屋川の研究室にて。 茨城にあるJ-PARCセンターで特別研究生として3カ月間研究をしてきた廣田さん。久しぶりに寝屋川の研究室にて。

 固体プロトン伝導体に関する世界最大の国際会議 20th Solid State Proton Conductors が 10月27日から5日間、オンラインで開催され、理工学部生命科学科共生機能材料学研究室の廣田夕貴さん(生命科学専攻博士後期課程2年)の発表が「優秀発表賞」に選ばれました。同賞は、本国際会議における発表内容が特に優秀であると認められた者に授与される賞で、世界でも数人しか与えられない栄誉ある賞です。

 発表タイトル(発表者)は「弱結合の水をもつ生体高分子キチンの誘電・イオン伝導特性(廣田夕貴、松尾康光)」で、生体高分子の一つであるキチンのプロトン輸送機構について、新しい知見を報告したという内容です。

 キチンは蟹の甲羅などに含まれ、年間数億トンが廃棄されています。本研究は廃材を活用しエネルギーに変換するというサスティナブルな発想から生まれました。今後、「光合成建築」の心臓部 "光バイオ燃料電池" の開発に利用されます。
 

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