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ペーパーブリッジコンテスト(P-1グランプリ)を寝屋川キャンパスで開催しました
2014年1月21日(火)13時20分から寝屋川キャンパスで「ペーパーブリッジコンテスト」を開催しました。
このコンテストは都市環境工学科 2年次のゼミ「都市環境基礎ゼミⅡ」の授業の中で、重さ・材料といった同一条件下で橋桁(紙で作る橋。長さ30センチ程度)の設計を行い耐荷力を競うチーム対抗のコンテストです。本コンテストは、2010年度から開始し、今回で4回目の開催となります。
8名程度の学生が1チームとなり、この日までにさまざまなタイプの橋桁を設計し、耐荷試験を繰り返すことによって学生自らが課題解決を試みてきました。当日は、まず5分間のプレゼンテーション(今回提出のペーパーブリッジ作成の経緯、工夫点などの説明)があり、その後耐荷力競技を実施しました。耐荷力競技では、2つの課題作品にバケツをぶら下げそのバケツに錘をのせ、耐久時間10秒を耐えると次の錘を載せて行くことを継続して行っていきます。橋が倒れる、二つに折れるまたは、落下した場合は終了となり、錘の重さの合計を計るものです。橋の強度も重要ですが、橋そのものの重さにも注意が払われます。つまり、いかに軽くて丈夫な橋を設計・製作できるかを競うことになります。最初のバケツを橋に載せる位置も重要で、学生達は慎重に中心位置を合わせるとともに、集中して錘を置くなど、チームが一丸となって頑張っていました。
最後に熊谷学科長が「今回のコンテストに対しチームが熱心に取り組んでくれていた。丁寧に作れていた。とても良かった。」と講評しました。
本コンテストの結果は、優勝は道廣ゼミ 橋桁の重さ33.1g、耐荷重量 18.34kg、耐荷自重比(橋桁の重さに対する耐荷重量の比)554.1,準優勝は伊藤ゼミ 耐荷重量 17.18kg、耐荷自重比505.3となりました。このチームには賞状と副賞が後日贈られることとなっています。おめでとうございます。
コンテスト終了後は、学生達が精一杯力を出し切り満足げな晴れ晴れした表情で教室を出て行く様子が見受けられました。彼らの中にこの体験は忘れられないものとなり、今後の学習にも役立つことが期待されます。