「2021年度活動を振り返って」地域と多文化共生
①プロジェクト名:地域と多文化共生
②主な連携先/協力先:寝屋川市国際交流協会
③活動内容:
日本に暮らす在住外国人は増加の一途をたどっていますが、在住外国人と日本の地域社会・住民との交流の機会はまだまだ少なく、相互理解が進まないことが課題となっています。本プロジェクトでは、まずは外国人住民、外国人研修生、留学生などと交流し、現状と課題を調査しました。そして、外国人住民と日本人の相互理解を深めるための連続イベントを学生主体で企画・実施しました。
④プロジェクトの成果:
学生主体で、外国人住民と日本人の相互理解を深めるための連続イベントを実施しました。第1回目は異文化交流会(2021年11月)、第2回目は京都・宇治市への社会見学旅行(2021年11月)、第3回目はスポーツを通した交流会(2021年12月)を実施し、延べ32名の在住外国人(中国・ベトナム・インドネシア・インド・フランス・アメリカ)に参加頂きました。参加者からは、「コロナ禍の為、日本人や他の国の人と交流する機会がほとんどなかった。新しい友達ができてよかった」等の感想がありました。
また、寝屋川市が作成している「外国人のための生活ガイド」を外国人にとって理解しやすい「やさしい日本語」版に翻訳しました。
➄その他(“参加学生の声”等):
まず、本プロジェクトメンバーは、日本人学生5名、留学生4名(中国、ベトナム、インドネシア)と多国籍で形成され、PBL活動を通して、留学生の経験や考えを知ることができました。また、学生主体でイベントを企画・実施することで企画・運営能力や問題解決能力を、様々な国籍の参加者との交流を通して異文化理解力を身に付けることができたと思います。そして、このPBL活動を通して、多国籍の友達ができました。今後も彼らと交流を続けていきたいと思います。