「2021年度活動を振り返って」地域の担い手としての大学生の役割を考え、実践する
①プロジェクト名:
地域の担い手としての大学生の役割を考え、実践する
②主な連携先/協力先:
紀美野町立美里中学校、紀美野町立下神野小学校、社会福祉法人紀美野町社会福祉協議会、社会福祉法人寝屋川市社会福祉協議会 ほか
③活動内容:
今年度は、コロナ禍の影響を受けながらも、いまできること、いますべきことを考え、実践しました。
紀美野町では、摂南大学と美里中学校、下神野小学校をオンラインでつなぎ、「オンライン総合防災訓練」を開催しました。中学生および一般参加者(地域住民)に対しては、防災グッズづくりをオンラインで行うとともに、意見交換会の進行役を務めました。小学生に対しては、学年ごとに、防災をテーマとした紙芝居、クイズ、漫才を披露し、楽しみながら学ぶ機会を提供しました。
寝屋川市では、社会福祉協議会が毎年開催しているボランティア養成講座について、「動画撮影・編集」をテーマに講義および参加者との意見交換を実施しました。動画撮影・編集の初心者にとってもわかりやすく、そして学び多い講座となるよう、しっかりと事前準備とメンバー間の協議を重ねました。
④プロジェクトの成果:
「オンライン総合防災訓練」「動画撮影・編集ボランティア養成講座」の開催を通じて、参加者(小学生、中学生、地域住民)に知識を伝達するだけでなく、参加者が、自身の生活についてふりかえり、考える機会を創出しました。
⑤その他(“参加学生の声”等):
【参加学生から】本プロジェクトへの参加を通じ、連携先の想いを踏まえて企画する力が身につきました。また、地域の問題を自分ごととして捉え、それに基づき実践することの大切さと、お互いに助け合うことで、困難な課題でも解決することができ、素晴らしい作品を作り上げられることを学びました。一方で、人にものごとを的確に伝えることの難しさをあらためて痛感しました。これらの力、学び、気づきを、今後の実践につなげていきたいと思います。