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オリンピックの道のりについて語るウルフ氏 オリンピックの道のりについて語るウルフ氏

アナリストの仕事を解説する石井氏 アナリストの仕事を解説する石井氏

パネルディスカッションの様子 パネルディスカッションの様子

 2月9日、東京2020オリンピック柔道男子100㎏級金メダリストのウルフアロン氏と、全日本柔道連盟強化委員会科学研究部のスポーツアナリストとして日本勢の大躍進を支えた石井孝法氏を迎え、「東京2020オリンピックまでの道のりとこれからのビジョン」と題した特別講演会を寝屋川市立市民会館大ホールで開催しました。

 講演でウルフ氏は「失敗は成功のための布石」とし、失敗することは多くを学ぶ機会であり、失敗によって初めて見える反省点を改善することが成功につながるカギであると強調。石井氏は、選手の特徴や強みを解析しデータという側面で選手をサポートすることによって更に勝率を上げるスポーツアナリストの仕事を解説しました。

 パネルディスカッションでは、世界柔道形選手権大会・投の形で7度の優勝を果たし、石井氏と同じく全日本柔道連盟強化委員会科学研究部で東京2020オリンピックの映像解析に携わった本学スポーツ振興センター講師で柔道部監督の横山喬之講師がファシリテーターを務め、史上最多9個の金メダルなど合計12個のメダルを獲得した日本柔道について、ウルフ氏や日本柔道の強さの秘訣などを語りました。その後の質問コーナーでは、小学生や高校生、大学生などのアスリートから「練習が嫌な時に気持ちを持ち直す秘訣」、「普段の食事で気を付けていること」、「試合前の緊張に対する対策」といったさまざまな質問が寄せられました。

 今後の展望についてウルフ氏は次回のパリオリンピックで連覇を果たしたいと述べ、石井氏は「発育発達段階のアスリートのコーチングに力を注いでいきたい」と意気込みました。

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