【地域の担い手としての大学生の役割を考え、実践する】超泉寺地域交流サロンともいきひろば「はなまつり×マルシェ」に運営スタッフとして参加しました
5月8日(日)に寝屋川市の超泉寺において開催された「はなまつり×マルシェ」に、常翔啓光学園中学校のみなさんとともに運営スタッフとして参加しました。「はなまつり×マルシェ」は、超泉寺住職ご夫妻が「お寺を地域の人びとの交流の場として役立てることができるのではないか」と考え、地域住民をはじめとしたさまざまな方のサポートのもと、今回初めて開催されました。
本イベントには、「地域住民の『居場所』となること」、「世代関係なく、みんなごちゃまぜで楽しく過ごすこと」など、さまざまな思いが込められています。当日は、超泉寺本堂において、「0歳から始められるおむつ外しの話」「バルーン教室」「ポストカード作り」などの講演・ワークショップが、そして境内駐車場では、パン屋や弁当屋、文具・雑貨店、手作りの布小物の店など、地元で活動している店舗によるマルシェが行われ、多様な世代、立場の方々が楽しむことのできるイベントとなりました。私たちは、場内整理や困りごと対応のほか、スペースをお借りして、「スマホ使い方相談会」を実施しました。
私たちが仕事に取り組んでいる際、バルーンを持って走り回っている子どもたちやその姿を見て楽しんでいる子育て世代の方々、小物・雑貨を見て回り、ワークショップで作業を楽しんでいる高齢の方々を多く見かけました。当日は、10時から14時半までの間に約400名が来場されるなど大いに盛り上がり、イベントの実施目的である「地域住民の『居場所』となること」「世代関係なく、みんなごちゃまぜで楽しく過ごすこと」は十分に達成されたと考えられます。
新型コロナウイルス感染拡大により、地域におけるさまざまな活動は停滞を余儀なくされました。今回のイベント運営に参加させていただき、地域の方々が集まり、交流することは、地域住民のたがいの状況を知る機会となること、そして地域における支え合いにつながることをあらためて実感しました。このような時期だからこそ、地域交流の場の役割は今後ますます重要なものになるのではないかと感じました。私たちも、地域交流の場づくりのためにできることを考え、実践していきたいと思います。
最後に、まだ終息の兆しが見えないコロナ禍において、今回のような地域を盛り上げる、人びとが交流できるイベントを開催し、私たち学生に活動の機会を与えてくださった超泉寺住職ご夫妻はじめ関係者のみなさまに心よりの御礼を申し上げます。ありがとうございました。