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国際学科の抜井さんが世界大学スポーツクライミング選手権(リード男子)に出場し、7位入賞!
国際学科1年の抜井亮瑛さんが、日本代表5人に選ばれ6月13日~17日にかけてオーストリアで行われた「2022FISU世界大学スポーツクライミング選手権大会」のリード種目に出場し、7位に入賞しました!
スポーツクライミングは、登った高さを競うリード、複数のコースをいくつ登れたか競うボルダリング、頂点まで登る速さを競うスピードの3種からなる競技。抜井さんは8歳からボルダリングを始め、その才能をすぐに開花させます。小学校3年生で出場したTHE NORTH FACE CUP2013で地方予選を勝ち抜き本選の準決勝まで進出し、6年生で同大会2016の本選決勝で3位に。その後も、中学2年生で出場したアジアユース選手権2017のボルダリングで優勝し、翌2018年の同選手権では日本人で初めてスピードでユースBの優勝を果たすなど日本トップクラスの実績を持っています。
今回、リード競技での出場が決定してから本番までの時間が短く、準備が十分ではなかったと振り返る抜井さん。ボルダリングやスピードと違い長距離を登るリードは持久力がカギとなります。「決して喜べる結果ではありませんが、これまでボルダリングで培ってきた力を生かせたことは収穫です。今後はリード競技で結果が出せるよう持久力の向上と精神面の強化を図ります」と話します。
来年のワールドカップ出場を目指し、ジャパンカップでリード男子10位以内に入ることを目標に全力で練習に励む抜井さん。世界レベルの活躍に注目が集まります。