【大学生と地方自治体とのSDGs連携プラットホーム活動】自分の命や大切な人の命を守るための防災キャンプ
交野市教育委員会との協働プラットホームとして1年間の活動計画を決めて活動を進めています。7月17日(日)に私たちのPBLチームは交野市役所別館で高学年防災キャンプを行いました。高学年防災キャンプとは、交野市に住む小学校高学年の子どもたちに向けて、レクリエーションやDIG(災害図上訓練)、劇を通して防災について学んでもらい、自分の命や大切な人の命を守るためにどのように行動すればいいのか考えるというものです。これはSDGsにある住み続けられるまちづくりの一環で、災害が起きたときにどのように身を守り、指示を出すのか、災害本部という役割を経験して学んでもらうものです。
この活動は例年行っており、今年度は定員を超える応募が来ました。新型コロナウイルスにより行動が制限されておりますが、コロナ対策を徹底しながら事前準備を重ね、当日は無事成功となりました。事前準備では、今回の活動の目玉であるDIGの見せ合いを行い、子どもたちに災害が起きた際に付随して起きる災害について学んでもらいました。また、その災害が起きた時にどのように行動していくべきなのかを考えてもらうために試行錯誤し、進行の練習なども重ねてきました。
また、事前準備では、本活動に参加する部員全員が2週間の検温行動履歴を管理してもらうと共に、PCR検査を受けてもらい、陰性だと判断された部員のみが参加しました。当日はコロナ対策を徹底し、こまめにアルコール消毒を行うと共に空気清浄機を使用したり、窓を開けた状態で活動するなど、常に換気を行って活動しました。
この活動を通して、事前準備の段階からチームで一丸となり活動を行なった事により、チームの団結力が上がったと思います。
防災キャンプ終了1週間後、コロナ感染者が発生せず、一番懸念されていたコロナ感染に対して安全に開催することができたことに加え、子どもたちには災害について真剣に学んでもらい、考えてもらえたと思います。そういった子どもたちの真剣な姿を見ることができて私たちも非常に満足することができました。