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お知らせ

日本語教員養成課程で学ぶ3年生3名、4年生3名の計6名が、フィリピンの高校で日本語を教えている教師25名の京都フィールドワークに1日アテンドして、京都の街を紹介しました。
京都フィールドワークは、は国際交流基金の招へいにより来日したフィリピンの高校日本語教師を対象にした2022年8月15日~26日の教師研修の一環として、8月18日(木)に実施されました。フィリピンでは2009年より公立の中等教育機関で外国語科目として日本語が教えられるようになり日本語学習者が増加したため、国際交流基金のマニラ日本文化センターでは現地の日本語教員養成が行われています。
京都フィールドワークでは、フィリピンの教師と本学の学生を6つのグループに分け、京都での1日の行程を決めるため、来日前の7月からオンラインで各グループでのやりとりを始めていました。
当日の朝、京都駅に集合し、グループごとに行動し、清水寺・伏見稲荷・下鴨神社等、色々な名所を回りました。本学の学生は、計画した行程どおり訪問できるよう、各グループ一人ずつ付き添ってアテンドし、お互い交流しながら日本語や日本文化について理解してもらえるよう暑い中奮闘していました。

以下、参加した学生のコメントです。

・先生たちは日本の文化に興味津々で「これは何?」と何度も質問されました。自分も知らないことばかりで、その都度調べながら説明しました。観光地や歴史について、やさしい日本語で説明するのが難しかったです。

・日本語が上級レベルというわけではないので、結構英語で話しました。

・先生方はとても明るくてフレンドリーで、とても楽しかったです。

・先生からフィリピンのおみやげをもらったり、ドーナツをおごってもらったりして可愛がってもらいました。

・フィリピンのことを色々教えてくれたので、フィリピンに関心を持ちました。フィリピンに行ってみたいです。

今回の日本研修でフィリピンの日本語教師の皆さんが日本で見たり聞いたり体験したことが、今後フィリピンの高校生たちに授業で紹介されることになります。今回の京都フィールドワークで本学の学生がサポートしたことが、少しでもフィリピンの日本語教育に貢献できることを祈るばかりです。

(門脇 薫 教授)

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