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学生と教職員による『大学改革のための学長ワークショップ』~女性が活躍するキャンパスを目指して~を開催しました(2022年9月30日)
教育未来創造会議において、我が国の未来をけん引する大学等と社会の在り方について議論されています。今般発表された第一次提言の「在りたい社会像」として、ジェンダーギャップや貧困など社会的分断の改善、社会課題への対応、SDGsへの貢献などがあげられ、理工系や農学系の分野をはじめとした女性の活躍推進として、女性活躍プログラムの強化、女子高校生の理系選択者の増加に向けた取組の推進、女性の学び直しを促進するための環境整備・プログラムの充実などが議論されています。
これを受け9月30日、女性の快適な学びの場の創出を目指すワークショップを開催し、学生8人・女性の教職員12の計20人が参加。女性を取り巻く教育・研究環境の現状と改善策などついて意見交換を行いました。
セッション1では、「女性が学ぶ(働く)にあたり、魅力的に感じる物(事)は何ですか?」についてディスカッションを行い、参加者からは以下のような声が挙がりました。
<一部抜粋>
・テレワークなど自由な働き方、生理用品の設置、総合職雇用、子育てと両立できる就労環境
セッション2では、「本学をより魅力的な大学にするためにどうすれば良いか?」について議論を行い、チーム毎に発表を行いました。以下のような意見が挙がりました。
<一部抜粋>
・女子学生や女性の教職員が意見交換を行えるワークショップの機会を増やす
・女子学生が交流できる機会を増やす
・(食堂のメニューなど、アイデアを提案できるよう)意見箱を設置する
・学部横断的に学生が主体で運営を行うカフェを作る
今回の学生と教職員からの意見や提案を参考にし、女性の快適な学びの場を実現に向けて検討を行っていきます。
今後も本ワークショップでは、今後もさまざまなテーマで開催し、本学の学生や教職員のみならず学園設置学校、他大学の学生や教職員との意見交換や外部講師を招いた勉強会などの機会の創出に取り組んでいきます。