大学生と地方自治体とのSDGs連携プラットホーム活動 すさみ町の活性化を促進するための活動
10/14(金)から10/16(日)の3日間にわたり、私たちのPBLチームは和歌山県西牟婁郡すさみ町へ行きました。現地へ赴いた理由は、10/15(土)・10/16(日)に開催される「RIDE ON SUSASMI」というサイクリングレースの大会運営に携わるためです。
10/14(金)は、前乗りのため、授業終了後に出発し、夜の21:30ごろに宿泊場所として使用させていただくすさみ町住民福祉会館に到着しました。大阪のような明るい都会の夜ではなく、街灯がなければ一歩先も見えないほどの暗さに、不安を覚える学生もいましたが、都会では味わえない経験ができよかったと思います。
10/15(土)は、各班に分かれ作業を行いました。選手が走る道路を掃除する道路清掃班、PBLチームやすさみ町役場の人の昼食を作る食事用意班、当日のサイクリングコースに点在するエイドと呼ばれる休憩所や会場の設置班と10/15(土)に行われるレースの対応を行う班があり、それぞれ、すさみ町の方々と協力して、事前準備に取り組みました。
10/16(日)は、各エイドに待機し、自転車の誘導、飲料や食べ物の調理・提供などを行いました。各エイドで提供する食べ物は、地元すさみ町で採れたさんまやイノブタ(イノシシとブタの交配種)などの新鮮な食材でした。
今回の活動場所であるすさみ町は、摂南大学と包括連携協定を結んでおり、本活動のほかにも年に2~3回ほど地域の方々と協力して課題の解決に臨むなど、様々な交流を行ってきました。しかし、今回、私たち大学生が地域活性に協力することにより、関係はより強固なものとなりました。また、「RIDE ON SUSAMI」はコロナの影響で、3年ぶりの開催となりました。活動中に久しぶりにお会いしたすさみ町在住の方にお話を聞くと、やはり催し物がコロナによって中止とされていた期間は、静かで活気がなく物寂しいとおっしゃっていました。そのため、今回の「RIDE ON SUSAMI」が開催され、参加者やその家族がすさみ町に来ることにより、大自然や伝統・文化に触れてもらうことができ、結果として活性化につなげることができたため、私たちといたしましても、開催できてうれしく思います。
すさみ町は、透き通るようにきれいな海と青々とした山々があり、肌で大自然を感じることができました。