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薬学部3年生が植物の効能などを解説 薬学部3年生が植物の効能などを解説

関西2府1県から多くの方が参加 関西2府1県から多くの方が参加

学生が収穫や乾燥、焙煎した健康茶を参加者に振る舞った 学生が収穫や乾燥、焙煎した健康茶を参加者に振る舞った

 秋晴れの週末となった10月22日、枚方キャンパスの薬学部附属薬用植物園で薬学部による「秋の薬草見学会」を開催しました。新型コロナ感染症拡大の影響で3年ぶりの対面開催となった今回は、関西2府1県から多くの応募があり、早々に募集を締め切るほどの人気でした。当日は、午前の部と午後の部合わせて約90人の参加者が、関西有数の規模を誇る薬草園や果樹・薬樹園、大温室を見学しました。

 五感を使って植物を目いっぱい楽しむことができるこの見学会。今回は、初めての試みとして、これまでの薬学部教員による引率に代わって、薬学部3年生が観察会の引率を担当しました。参加者は、実際に植物を見るだけなく、学生の解説に耳を傾け、手で触って香りを楽しみ、時には苦みや甘みを体験しました。見学後は、学生が収穫から乾燥、焙煎を行ったハーブティーや健康茶で喉を潤し、薬学科の伊藤優講師によるミニセミナー「学名で学ぶ薬用植物学」で薬草に関する新たな知識を身につけて解散となりました。

  参加者からは、「普段何気なく見ている植物や花、雑草にも意外な効能があることを発見できました」、「飲んだことのないお茶が飲めて嬉しい」など喜びの声が聞かれました。この薬草見学会は春と秋の年2回実施しています。季節によって、また年によって、見頃の草花も変わりますので、まだ参加されたことのない方はもちろん、今回参加された方もぜひ、次回以降の見学会にご応募ください。

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