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お知らせ

 11月22日、経済学部郭進教授のゼミ生が、プロ野球球団オリックス・バファローズの職員を招き、観客動員数をもっと増やすための提案発表を行いました。

 同ゼミ生はこれまで、球団職員によるプロ野球ビジネスや経営の講義を受けた後、6月21日、京セラドーム大阪でフィールド調査を実施しました。今年、プロ野球日本シリーズで26年ぶりに日本一に輝いたオリックス・バファローズは、「年間平均観客動員数を3万人にする」という目標を目指しています。学生たちはこの目標の実現を課題に、行動経済学と統計的な手法などを用いて提案作成に臨みました。

 学生たちは三つのチームに分かれ、それぞれの角度から観客動員数を増やす方策を発表しました。Aチームは球場へ「足を運びやすくする」という目的の下、野球初心者をターゲットとした球場への「ハードルを下げる」、リピーターを獲得するための「快適な観戦環境づくり」などを中心とする提案を発表しました。Bチームは、地元の観戦者と若年層を対象とし、京セラドームの交通の便利さを活かした観戦チケットと交通機関のコラボの提案をしました。Cチームは現在の若者が野球に対する意識を把握するために、インターネットによる独自のアンケートを実施し、その結果を踏まえて、若者に人気なイベントを主催することによって再観戦客を増やす提案を発表しました。

 これら発表の後、球団の職員から「大学生の視点から経済学部らしい提案をたくさんいただき、本当に感動しました。これから、さらに多くの方々に応援をして頂くために、学生の提案を積極的に採用していきたい」とのコメントを頂きました。また、「こうしたゼミで学んだ知識は社会におけるビジネスで必ず役に立ちますので、自信をもって頑張ってください。」と学生たちを激励いただきました。

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