村瀬ゼミ生が神戸市・JICA関西センターを訪れました

   11月17日（木）、村瀬ゼミ(専門演習Ⅰ)の2年生12名が、独立行政法人国際協力機構関西センター（JICA関西）を訪問しました。

　JICA関西スタッフの津田氏から開発途上国への国際協力活動の紹介があった後、続いてJICA海外協力隊として中米カリブ海のセントビンセントという小さな島国で活動された岡氏から体験談を伺いました。岡氏は、障がい者の自立を支援している施設に入り、視覚障がい者と協力して商品の宣伝・販売活動や新たな商品の開発に携わった経験をお話しくださいました。岡氏の努力のおかげで現地のゴールデンタイムのテレビ番組で取り上げられ、視覚障がい者の取り組みが注目されるようになったとのことですが、支援だけでなく、自立に向けて社会との接点をもっと増やしていく必要があり、まだ課題は多いとのことでした。

   参加した学生からは、海外協力隊に参加した理由、現地で苦労したこと、今後の日本での活動の予定など多くの質問が出るなど、普段聞く機会がない遠くの国での岡氏のご活躍に大いに関心を持った様子で、得るものが多い訪問となりました。