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高大連携で探究学習を強化へ。香里ヌヴェール学院高等学校と連携協定を締結しました。
本学は12月7日、教育内容の充実と学生及び生徒の資質・能力の向上を図るとともに地域社会の発展のために寄与することを目的に、香里ヌヴェール学院高等学校(校長:池田靖章)と高大連携に関する協定を締結しました。
本学はアクティブラーニングを積極的に取り入れ、学部の垣根を越えた「摂南大学PBLプロジェクト」、「ソーシャル・イノベーション副専攻課程」など、地域・企業・団体との連携を通じ、学生が主体となり課題発見・問題解決を目指し、社会人として必要な前に踏み出す力や考え抜く力、チームで働く力などの社会人基礎力を身につける実践型教育を重視しています。一方、創立99年の歴史を誇り、これまで産業界などで活躍する人材を数多く輩出してきた香里ヌヴェール学院は、地元香里園をベースとした店舗コンサルティングや都市型農場との「グリーンラボ」といった探究型学習に注力しています。このような双方が持つ探究学習のノウハウの共有、知的人的資源、施設・設備などを相互活用することにより、地域社会の発展に寄与できる人材を育成したいと考えています。
調印式で荻田喜代一学長は「大学の価値を考えるなかで大学のみならず高等学校やそれ以前から非認知能力を高める教育を行う必要性を感じています。素晴らしい教育を行う香里ヌヴェール学院高校と協力して人間力やレジリエンス力を育む高大接続教育を実践したいです」と意気込みを述べ、池田校長は、「単なる大学の予備学校ではなく、大学の学びを開花させる探究学習など本校らしい教育のあり方を模索し実践してきました。今後、法人が設置する初等教育・中等教育・高等教育と大学を通して学びやキャリアを考える生涯教育が実現すれば嬉しいです」と今後の抱負を力強く語りました。
なお、取り組みを予定している主な連携事業は次のとおりです。
(1)摂南大学の学生、香里ヌヴェール学院高等学校における教育・研究に関すること
(2)学生および生徒の学習支援に関すること
(3)高大連携授業や入学者の選考方法等の高大接続事業の研究に関すること
(4)地域社会の発展に資する研究や貢献活動に関すること
(5) 次代を担う女性人材の育成に関すること
(6)課外活動における交流に関すること