「2022年度活動を振り返って」寝屋川市における環境学習支援と淀川水系を中心とした流域連携プロジェクト
①プロジェクト名:
寝屋川市における環境学習支援と淀川水系を中心とした流域連携プロジェクト
②主な連携先/協力先:
寝屋川市自然体験学習室(寝屋川市自然を学ぶ会)、天若湖アートプロジェクト実行委員会、淀川愛好会 他
③活動内容:
2022年度はコロナ禍による活動制限も随分緩和され、PBL活動もコロナ禍以前の状況に近づきつつあります。環境学習支援では、自然体験学習室では「子ども自然シリーズ講座」に参加し、子どもたちの活動支援をおこないました。また、9月には「子ども自然シリーズ講座・摂南大学プログラム」として、学生たちが独自に企画・準備した「コケリウム」製作を実施しました。
流域連携の活動では、天若湖アートプロジェクト「あかりがつなぐ記憶」の技術継承のための作業を実施しました。淀川では、流域圏シンポジウム、環境整備活動や「イチョウまつり」の運営や参加を通じて、流域に関する学習をおこない、市民団体と交流しました。
④プロジェクトの成果:
環境学習支援の学生企画では、学生が主体的に綿密な打ち合わせを実施しました。イベントはコロナ禍で参加人数を制限しての実施でしたが、事前申し込みを断らないといけないほど申し込みがありました。当日の参加した子どもたちの参加者アンケートでも大好評だったということがわかりました。流域連携活動では、天若湖アートプロジェクトを中心に、イベントの企画・運営に参加しました。流域圏シンポジウムや淀川の環境整備活動を通じて、流域内の諸問題について学ぶとともに、市民への普及・啓発も実施しました。
➄その他(“参加学生の声”等):
PBLの活動を通じて、各団体に所属するたくさんの人と対話を経て協働することで、親水活動の促進や幅広い世代との関わりなど、これまでにない体験することができました。そしてコミュニケーション能力や企画力を試す機会となりました。また将来土木技術者になる上で、市民との関わり方なども自分の肌で感じたのはよい経験です。
(理工学部都市環境工学科・大野優成)