「2022年度活動を振り返って」地域の担い手としての大学生の役割を考え、実践する
①プロジェクト名:地域の担い手としての大学生の役割を考え、実践する
②主な連携先/協力先:有田市社会福祉協議会、紀美野町社会福祉協議会、寝屋川市立市民活動センター、浄土宗超泉寺、ほか
③活動内容:
今年度は、寝屋川市、和歌山県有田市、同紀美野町の三地域において、さまざまな連携先様と協働しながら地域活動に取り組みました。「地域の担い手としてできること」というテーマのもと、日常生活支援、防災教育、居場所づくり、ICTなど、さまざまな分野にチャレンジしました。
月別のおもな活動は下記のとおりです(カッコ内は連携先および活動場所)。
5月 地域交流イベント「はなまつり×マルシェ」の運営補助(超泉寺;寝屋川市)
6月 生活道路の清掃活動(地域住民;紀美野町)※10月にも同様の活動を実施
8月 総合防災訓練における防災教育コンテンツの企画・運営(下神野地区自主防災組織ほか;紀美野町)
9月 学校にいけない・いかない子の新しい居場所づくりプロジェクト(有田市社会福祉協議会;有田市)※以降、週一回オンライン/月一回対面で活動
10月 第19回ふれあいフェスタにおけるメタバース体験ブースの企画・運営(寝屋川市立市民活動センター;寝屋川市)
11月 ファミリーマルシェにおけるイベントブースの企画・運営(超泉寺;寝屋川市)
④プロジェクトの成果:
「活動内容」において示したとおり、今年度は、さまざまな連携先様と、多岐にわたる活動に取り組んできました。それぞれの活動において、一定水準以上の成果を生み出すことができたと考えています。
イベントの企画・運営や清掃活動、防災教育など、即時的かつ可視性の高い成果物はもちろんのこと、可視性は低いものの重要な成果物の創出、具体的には、居場所づくりのような長期的・継続的な視点が必要となる活動の基礎づくりにも取り組むことができました。
上記より、今年度の活動は、今後の地域における実践にとって大きな役割を果たしたといえます。
➄その他(“参加学生の声”等):
【参加学生の声】さまざまな連携先様と関わるなかで、それぞれの場面において、学生としてどう振る舞うべきかを自分なりに考え、適切な行動に移す「主体性」を身につけることができました。また、事前に検討した内容にとらわれすぎずに、天候や参加者の状況、活動の進捗などを踏まえて、臨機応変に対応することができるようになったことは、活動を通じた成長点だと考えます。
さいごに、本プロジェクトに参加して、これまで以上に地域の課題や魅力をより身近に感じられるようになりました。そのうえで、地域における実践は、地域の想いに寄り添うことが出発点となることをあらためて認識しました。