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住環境デザイン学科が本町ガーデンシティで卒業研究発表展を開催
住環境デザイン学科は2月12日~14日の3日間、本町ガーデンシティで第10回 卒業研究発表展を開催し、論文と制作のポスターや作品など4年生65人全員の卒業研究を展示しました。
同学科は2010年の開設以来「卒業研究」の成果を広く知らせる場として、卒業研究発表展を開催してきました。3年ぶりに建築・デザイン系の企業が多く集まる界隈にある「本町ガーデンシティ」で開催した同発表展には、業界関係者や学生、卒業生をはじめ、入学予定者や保護者など500人を超える来場があり、学生らは来場者に積極的に声をかけ、1年間かけて取り組んできた自身の論文や作品について熱心に説明するなど、会場は大いに賑わいを見せました。学生らは、「テーマを選定するのにも一苦労でした。1年間を通して紆余曲折ありましたが、先生方や仲間に助けられて作品をつくり上げ、この発表展を迎える事ができました」と振り返り、「多くの方々に作品を見てもらい、専門家の方や一般の方などからさまざまな観点のフィードバックをもらえたことが、今後の励みになります」と目を輝かせました。
13日には、4年生65人が一堂に会した講評会を開催。木村松本建築設計事務所の松本尚子氏と竹中工務店技術本部長の菅田昌宏氏を招き、以下の優秀論文・制作5件に対して表彰と講評を行いました。
〇一階 隆宏(建築環境・設備計画研究室)
【論文】「集合住宅のレンジフード下での喫煙が近隣住戸に与える影響」
〇伊藤 湧志朗(地球共生デザイン研究室)
【制作】「ウクライナ侵攻における戦後の共生を目指したデザイン提案」
〇尾崎 剛(居住環境計画研究室)
【論文】「温度分布を有するオフィス空間における省エネルギー効果の研究」
〇辻野 大輝(人間-空気環境系研究室)
【論文】「においの言語情報の付加が購買意欲に及ぼす影響」
〇溝畠 ひより(建築・環境デザイン研究室)
【制作】「暮らしの中に気づき、つくり、つながる」
優秀賞に選ばれた伊藤湧志朗さんは、「平和をもたらすようなシンボルをつくりたいという、かつてからの想いを卒業研究で形にすることができました。苦労して制作した作品が認められ感無量です」と喜びをかみしめました。
卒業研究発表展、講評会の様子は学科のオリジナルサイトでも紹介しています。
これまでの開催内容や準備状況などもレポートしていますので、ぜひ、ご覧ください。
https://www.led.setsunan.ac.jp/topics/