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お知らせ

 2月25日(土)、私たちのPBLチームは、摂南大学寝屋川キャンパスに交野市の小学校高学年の児童を招待して「高学年向けキャンパスツアー」を行いました。本活動では、参加児童計27名を5班に分け、1班につき大学生を4人配置し、大学内の様々な施設を見学しました。見学をした大学内の施設は、図書館、テクノセンター、教室、模擬法廷、食堂、東グラウンドです。食堂では、カレーを食べてもらいました。また、各班での見学を終えた後には、机と段ボールを使った「段ボール迷路」も体験してもらいました。

 私たちは、本活動に向けて様々な準備をしてきました。まずは、児童を連れて見学することを大学の各施設の担当部署にお願いしました。食堂などでは席の予約、メニューに含まれているアレルギー品目の確認などを行いました。そして、見学する施設が確定した後には、下見なども行いながら班で回る際に効率の良い動線、ケガなどのリスクがある場所やトイレの場所の確認を念入りに行いました。

 また、大学見学後のプログラムである、「段ボール迷路」では小学校高学年の児童でも楽しむことが出来るように、13号館1階のフロアを全面的に使用した大規模なコースを計画しました。そのために、活動当日までに大量の段ボールを用意する必要があり、大学近くのスーパーから不要になった段ボールをいただきました。他にも、実際にコースを設置する練習を活動当日までに3回行い、試行錯誤をしながらコース上に児童が楽しむことが出来るからくりの設置も行いました。

 最後に、SDGs17の目標4はだれもが公平な教育を受けることと、生涯学習の機会の提供です。大学というのは、教育における高等教育機関であります。今回、参加してくれた児童のうち将来、何人が大学に入学するのかは分かりません。しかし、大学に入学する、しないに関わらず大学が地域の人々にとってもっと身近に感じられる存在であることが教育機会の均等、生涯学習に繋がるのではないかと思います。そう言った意味では、今回の私たちの活動において児童に「大学とはどんなものなのか」を知ってもらうことが出来たので、有意義な活動になったと感じております。

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