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塚田ゼミ生(左から直木 悠輔さん、佐竹 將さん、飯居 絢音さん) 塚田ゼミ生(左から直木 悠輔さん、佐竹 將さん、飯居 絢音さん)

塚田ゼミ生(左から新井 唯さん、佐竹 將さん、飯居 絢音さん、相 嘉豪さん) 塚田ゼミ生(左から新井 唯さん、佐竹 將さん、飯居 絢音さん、相 嘉豪さん)

審査員特別賞を受賞(SDGs LABO202わかものアイデアコンテスト) 審査員特別賞を受賞(SDGs LABO202わかものアイデアコンテスト)

「SDGs LABO2023わかものアイデアコンテスト」で、経営学部・経営学科の塚田義典准教授のゼミ生がビジネスアイデアを発表し、大和ハウス工業株式会社より【審査員特別賞】を受賞しました。

同コンテストは2025年大阪・関西万博である「SDGsが達成される社会」に向け、SDGs17の目標達成に関わる諸活動を支援するクレオ大阪が、選出されたアイデアを社会実装に向けてサポートするものです。

「AIを活用したビジネス」を主な研究テーマに掲げる塚田ゼミ生は、フードロス(「つくる責任つかう責任〔SDGs目標12〕)と「ジェンダー平等〔SDGs目標5〕」に着目し、ChatGPTを活用した「レシピアシスタントアプリ」の開発を提案しました。

同アプリは、話しかけるだけで冷蔵庫内の食材やユーザーの好みに応じた最新のレシピ情報を提案し、必要な食材は自動でオンライン注文もすることで家事の負担を軽減するというもの。

共働き世帯が増えているものの依然として家事労働の負担は女性のほうが大きく(※1)、7割以上の男女が家事は「気付いた人がやればよい」と思っている現状(※2)を受け、

「家事=女性」という固定観念を失くし、ジェンダー平等を実現することを目的に、ゼミ生は同アプリを考案しました。

佐竹 將さん(現3年生)は、「“気付き”を与える仕組みをつくることで、男女ともに当事者意識をもつことができます。また冷蔵庫内の在庫やユーザーの嗜好、栄養管理を考慮したレシピ提案をすることで食材を無駄にすることもありません。さらに、必要な食材を自動でオンライン注文することで買い物の負担を減らすこともできる」と、アプリの有効性を説明しました。

また今後の展望について直木 悠輔さん(現3年生)は、今後は「アームロボット」とも連携し、「献立設定・買い出し・調理のすべての自動化を可能にしていきたい」と意気込んでいました。

リーダーを務めた飯居絢音さん(現4年生)は、「最優秀賞には届きませんでしたが、昨年よりも食生活全体へと視野を広げ、実用的なアイデアが生み出せたと感じています。私たちの発表が少しでもジェンダーの家事負担に対する意識・行動変化のきっかけになっていれば嬉しいです」と受賞の喜びを語りました。

今後ビジネスアイデアを具体化し、企業との連携なども視野に入れ活動を進めていく予定です。

※同コンテストは、2023年2月23日にクレオ大阪西・こども文化センターで開催されました。

※Instagramはこちら

▼アイデアを考案した塚田ゼミのメンバー(学年は発表時)

飯居絢音(3年)、大場希美(3年)、小西駿斗(3年)、新井唯(2年)、相嘉豪(2年)、佐竹將(2年)、直木悠輔(2年)

※1:内閣府:第2章 4.(4)夫婦の家事・育児の分担割合: 子ども・子育て本部(2023/2/10参照)

※2:ゼネラルリサーチ株式会社:家事の分担について(2023/2/10参照)

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