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お知らせ

  7月2日(日)および7月9日(日)に、経済学部小塚ゼミの2年生が、京町家を改装した旅館を運営している株式会社立志社(京都市)を訪問しました。これは同社運営物件の見学・就業体験を通して、観光地における宿泊業の現状について理解を深めるため実施され、2日は4名、9日は7名、計11名の学生が参加しました。

 まず、旅館のスタッフの方から清掃の手順について説明を受けた後、実際に京町家旅館の清掃に従事しました。「部屋のきれいさは、宿泊するお客様の宿泊施設に対する第一印象に直結する重要なもの」との指導を同社スタッフから受け、迅速かつ丁寧な作業を心がけて実習に当たりました。様々な手間をかけてきれいにすることの大事さを再認識できたのではないかと思います。

 その後、休憩をはさんで、立志社社長の前田弘二氏よりお話を伺いました。前田社長のお話は同社の事業内容だけでなく、学生時代のこと、この事業を始めたきっかけ、苦労したことなど、多岐にわたるものでした。それらに対して学生からも様々な質問が出され、盛り上がりました。

 京町家旅館は、歴史的な資産を後世に伝えるという役割と、京都の地域振興の担い手という側面を持っています。この活動をきっかけとして、ゼミ生の皆さんが観光振興や地域振興について関心を持ち、学びを深めるきっかけになることを期待しています。

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