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お知らせ

住環境デザイン学科は、2023年6月17日(土)に東京大学生産技術研究所インタースペース研究センター特任教授であり建築家[NOIZ]である豊田啓介先生をお招きし『高次元社会の建築と都市〜コモングラウンドと建築デザインの新しい可能性〜』と題してご講演いただきました。

現在、空間づくりは時代の変化への対応を考え、時間軸を含めた4次元で考えるべきだと言われています。また近年、society5.0社会としてデジタルツイン・メタバースを含め、さらなる高次元社会に向かっており、建築デザインのあり方も広く、深く考える必要があります。

本講演はそのような時代に向かう建築系の学生をはじめ多くの方々に有用と考え、広くご案内することとしました。その結果、高校生、他大学学生、社会人の学外100名以上を含む、約300名の方に聴講頂きました。

建築や都市は、三次元データ、AR、VRなどの新しいデジタル時空間テクノロジと融合させることで、それらを実社会に流れる様々な時間スケールで構想・制御でき、より解像度高く社会とのとつながりを創造できます。そのための技術的な共有基盤として、物理環境&エージェント(ヒトだけでなくロボット等)、デジタル&バーチャルの4象限における円滑なコミュニケーションのためのコモングラウンド構築の社会的重要性をご講演下さいました。

ご講演後には質疑時間が設けられ、時間いっぱいまで聴講者からの質問にお応えいただき、次世代の社会開発を担う方々をさらに刺激して下さいました。

住環境デザイン学科は、「空間デザインx環境+ IT」をコンセプトに研究・教育活動を行っています。その活動の一つとして、講義・演習では得られない最新の情報をはじめ、学生が自ら考えるきっかけとする「住環境デザインフォーラム」を開催してきました。今後も、新しい住環境をつくるトップランナーの方々をお招きし、ご講演頂く予定です。学科ウェブサイト等で開催のお知らせいたしますので、定期的にチェック頂けますと幸いです。

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