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お知らせ

 私たちのグループは、PBLプロジェクト(課題解決型学習)の一環として、7月16日(日)に交野市役所別館で小学校4~6年生を対象とした高学年防災キャンプを実施しました。本プロジェクト履修者を含む学生24名(課外活動団体ボランティア・スタッフズの学生を含む)が参加しました。防災やハンディキャップについての知識を児童に身に付けてもらえるように、鬼がタオルで目隠しをして鬼ごっこをすることでハンディキャップを体験することができるバッドモスというゲーム、地震の「震源地」を体験して知ってもらう震源地というゲームや、胸骨圧迫を実際に体験しAEDの使い方を知ってもらうAED講習を行いました。また、劇を通して災害現場での治療の優先順位について知ってもらうトリアージ、防災やハンディキャップに関する問題を解き、知識を深めてもらうクロスワードを行いました。加えて、姿勢を正して人の話を聞くことや靴を揃えるなどの礼儀やマナーについても学んでもらいました。

 昼食には、災害時に炊き出しされている様々な野菜が入って栄養が豊富な豚汁と、保存食として用いられているアルファ化米を食べ、児童に災害時の食事についても学んでもらいました。

 本活動は毎年開催しており、交野市教育委員会青少年育成課の方々にご協力をいただき、交野市内の小学校高学年を対象に行っています。今回は過去の活動を振り返って、どのように児童に防災やハンディキャップについて学んでもらうのかグループでよく話し合い、児童に体験してもらう各ゲームを準備しました。例えば、バッドモスでは、目隠しをすることによって、ハンディキャップについて身をもって体験してもらい、視覚障害者の気持ちを考えてもらいました。また、目隠しをしていない人には視覚障害者の方が障害物にぶつからないように優しく声をかけてあげる大切さを学んでもらいました。

 この活動を通して、児童に防災やハンディキャップについて学んでもらうことで、日常生活においても、自分たちに何が出来るのかを考え、災害時にハンディキャップを持っている人の手助けをするなど、少しでも行動に移せるようになってもらえればと思います。

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