本文へ移動

お知らせ

工具を用いて「ねじ切り」をしている様子 工具を用いて「ねじ切り」をしている様子

パソコンを使ってスタンドの デザインを入力している様子 パソコンを使ってスタンドの デザインを入力している様子

スタンド(左)とペーパーウェイト スタンド(左)とペーパーウェイト

NEWS RELEASE【No.9

 摂南大学(学長:荻田喜代一)は8 月 9 日、寝屋川キャンパスにある理工学部 テクノセンター(以下、テクノセンター)で、工作機械を使用した小学生向けの体験型の イベントを開催しました。当日は小学 1~6 年生の 17人の児童たちが参加し、機械加工設備を使って、木製スタンドとペーパーウェイトを工作しました。摂南大学はこれからも、子供から大人まで、地域の皆様に、ものづくりの面白さに気づいていただくきっかけ作りをしてまいります。

【本件のポイント】
●パソコンでデザインし、本格的なレーザー加工機を使って、世界に一つだけのオリ ジナル木製スタンドに加工
●金属素材に「ねじ切り加工」を行い、手仕上げによるペーパーウェイトづくりを体験

◆本取組みの背景
ものづくりの楽しさを、小学生に発信
テクノセンターでは、ものづくりの面白さを地域の皆様に伝えるべく、定期的に見学会やものづくりセミナー等を開催して います。今回は小学生が対象のイベントなので、夏休みの思い出になり、身近なモノに使用されている「ねじ」をつくる「ねじ切り」といった、基礎的な加工技術に触れるプログラムを実施しました。 また、小学校でもパソコンを使用した授業があるため、パソコンを使用し、機械を使う体験を通して、ものづくりの面白さが伝わるようなプログラム構成にしました。

◆当日の様子
初めての工作体験に、児童たちは大興奮!
総勢 17人の児童たちが、テクノセンター教職員の指導のもと、木製スタンドとペーパーウェイトの工作に取り組みました。木製スタ ンドは、専用のパソコンを使ってデザインし、データをレーザー加工機に送信。自分がデザインしたイラストや文字が木製の板に刻まれる様子を食い入るように見守る児童たちは、完成した瞬間 にワッと盛り上がりを見せていました。ペーパーウェイトは、金属材料を用いて、「おねじ」と「めねじ」を手仕上げでつくる「ねじ切り加工」を体験。児童たちは「ねじ」がきちんとかみ合うよ うに、慎重に・時には大胆に工具を使用していました。 

◆参加者の声
・パソコンでデザインをしたり、金属の塊からねじを作ったり、なかなか出来ない経験をさせてもらえて楽しかったです。(小学3年生)
・木製の板がレーザーで切れていく様子は見ていて気持ち良かったです。(小学6年生)
・難しい作業もあったけど、それが楽しかったです。(小学2年生)
・子供が将来ものづくりをしたいと言っているので参加しました。本格的な世界を見ることができ、貴重な体験でした。(保護者)

◆理工学部テクノセンターとは
 本格的な機械加工設備が多数ラインナップ

1964 年に設置した機械実習工場を前身とする、加工技術の設備を備えた教育・研究施設です。 汎用機械やCNC工作機械、レーザー加工機、プレス機、溶接機など、各種工作機械を数多く取り揃えています。教育や研究をはじめ、産学連携、地域貢献など、「ものづくり」にかかわる多様な事業を展開。授業のための教材作成や、研究用の特殊部品の製作など、教育・研究の支援も行っています。 また、地域貢献の一環として、ものづくりにかかわるイベントなども実施。ものづくりのプロジェクトスペースとして、学生に限らず、教職員や市民の皆様にも、快適な環境とサービスをご提供しています。日頃使うことのない大型設備を通して、地域の皆様との接点になることで、より多くの方にものづくりと触れ合っていただきたいと考えています。

■内容に関するお問い合わせ先
 摂南大学 学長室 企画課(寝屋川キャンパス)
 TEL:072-839-9450(直通・月~土)9:00~17:00

■本件発信部署・取材のお申し込み先
 学校法人常翔学園 摂南大学広報事務局(株式会社アンティル内)
 (担当:阿部、佐藤、木村、藤井、水原)
 TEL: 06-6225-7781  MAIL: setsunan_pr@vectorinc.co.jp

お知らせ一覧へ