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水野 武 講師(全学教育機構)による「独居高齢者の孤独死に関する調査」の報告書が寝屋川市社会福祉協議会機関紙「虹」に掲載されました。
全学教育機構の水野 武講師が寝屋川市福祉協議会の依頼を受け「独居高齢者の孤独死に関する調査」の分析に協力し、その内容が同協議会の機関誌「寝屋川市社会福祉協議会だより◆虹」(No.164)に掲載されました。
調査内容は、発見者へのアンケートを元に、発見された方の
・自治会加入、鍵預かりの利用、ひとり暮らし台帳の登録の有無
・発見経緯
・発見されるまでの時間
に関して、各変数の相関、要因の説明のための回帰分析等の統計処理を行いました。
分析処理の結果、「他者とつながりを持っている方は、異変が生じてから発見されるまでの時間が短いこと」が明らかとなりました。
この結果から「<ソーシャル・キャピタル(社会関係資本)>*という指標があり、個々人が他者とつながり合い、お互いを気にかける関係を構築していることもソーシャル・キャピタルと言えます。」と水野講師はコメントしています。
詳細は寝屋川市社会福祉協議会HP(http://www.neyagawa-shakyo.or.jp/pdf.html#niji)をご覧ください。
*ソーシャル・キャピタルとは、まちや社会、地域における、人々の信頼関係や結びつきを表す概念