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【体育会陸上競技部】近藤元さんが大阪府・吉村知事を表敬訪問しました。
〔前列〕左から吉田福祉部長・大阪府議会上田議員・大阪府障がい者スポーツ協会宮村会長・吉村知事、近藤さん・久保学長・持永副学長・河瀬スポーツ振興センター長〔後列〕もずやん・田中障がい福祉室長・近藤先生・伊藤局長(摂南大学)
12月13日、体育会陸上競技部の近藤元(はじめ)さん(法律学科4年)が大阪府・吉村知事を表敬訪問しました。
10月に中国・杭州市で開かれた「杭州2022アジアパラ競技大会」の陸上男子走り幅跳び(義足・機能障害T63)で大会新記録となる6メートル16を跳び、金メダルを獲得した近藤さん。
久保康之学長、持永政人副学長兼学生部長、河瀬泰治スポーツ振興センター長、近藤潤陸上競技部顧問、伊藤勝彦事務局長とともに大阪府庁を訪問し、吉村洋文知事に大会での経験や喜びを報告しました。
吉村知事から「近藤選手、この度は本当におめでとうございます。コロナ禍による大会延期もあり、コンディションを整えるのも大変だったかと思いますが、その中で金メダルを獲得、すごいことだと思いますし、大阪の皆さんに勇気と感動を与えていただき、本当にありがとうございます。」とのお祝いと感謝のお言葉をいただきました。
その後、吉村知事からたくさんの質問や激励のお言葉をいただきました。
近藤さんは、「足を失い、死にたいと思うほどの辛い経験しましたが、陸上競技部の近藤先生の紹介でパラリンピアンの山本篤選手と出会い、希望をもらいフィールドに戻ることができました。陸上選手としてパラリンピックで金メダルを取ることを目標にしていますが、メダルはあくまで通過点。障がい者スポーツはまだまだ認知されていません。世界には戦争で障がいを負ってしまった人もいます。自分が活躍することで、障がい者スポーツを広く知ってもらい、多くの人に希望や勇気を与えられるような選手になりたいです」と今後の意気込みを述べました。
パリ2024パラリンピック出場を目指して、近藤さんの活動は続きます。
・表敬訪問に関するプレスリリースはこちら
https://www.setsunan.ac.jp/files/no2329.pdf
・杭州アジアパラについてのプレスリリースはこちら
https://www.setsunan.ac.jp/no2324.pdf