現代社会学部
【現代社会学部】樫田美雄教授の編著『社会学者のための論文投稿と査読のアクションリサーチ』が出版されました
現代社会学部 樫田美雄教授の編著『社会学者のための論文投稿と査読のアクションリサーチ』が出版されました。
同書では帯文「ようこそ,論文投稿と査読の不可思議な世界へ」にあるように、これまで、大学の研究室内で先輩から後輩に“秘儀的なもの”として伝えられてきた論文投稿と査読に関しての伝聞情報が学術的に吟味されたうえで、体系化された形で提供されています。「研究者の日常を社会学する」という樫田教授のこの路線は、2013年刊行の共編著『研究道:学的探究の道案内』以来のものであり、手慣れた感じで読みやすくまとめられています。また、第2部実践編では,若手研究者2名が自身の投稿から掲載までのプロセスを赤裸々に書いています。さらに、第3部には座談会編があり(現代社会学部の好井裕明教授も話者の一人として出ています)、「論文投稿と査読」に関する状況が立体的に把握できるようになっています。
現代社会学部の学生はじめ、人文社会科学系統の3年次以降の学生や大学院進学を目指している方に、是非読んでいただきたい内容です。
▼本書の刊行を記念した「質問・相談会」に関する日本社会学会のWEB内ニュース記事
「論文投稿と査読の質問相談会のご案内」(2024年4月30日掲載)