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お知らせ

授業風景1(久保ゼミ生による説明) 授業風景1(久保ゼミ生による説明)

授業風景2 授業風景2

授業風景3(久保ゼミ生による説明) 授業風景3(久保ゼミ生による説明)

経営学部久保ゼミの3年生8人が門真市立はすはな中学校でサイバー防犯教室を開催しました。

1年生129人、2年生154人、3年生142人の各学年4クラス合計12クラス、全校生徒425人を対象として、6月17日、6月24日、7月8日の3日間に渡って実施しました。

中学生が遭遇しやすいサイバー犯罪の種類に合わせて、ネットリテラシーやインスタグラムの使い方、SNSに関するコミュニケーションやセルフコントロールなどをテーマとして学年ごとに授業内容を作成して授業を実施するというレベルの高いミッションにサイバー防犯活動にも参加したことがある学生たちが挑みました。

授業で取り上げる内容についてのアドバイスを中学校の先生と大阪府警察本部 警務部 高度情報推進局 サイバーセキュリティ対策課の方々からいただきつつ、学生自身が授業の構成、トピックなどを考え、中学生の理解が進むようにアクティブラーニングの要素(クイズ)も入れて授業資料を作成しました。

授業を担当する学生らは講義の合間を使って何度も練習し、本番に臨みましたが、第1回目は学生たちがとても緊張して、また、受ける側の中学生も硬い表情で始まりました。お互い少し不安になっていたかもしれませんが、サイバー犯罪の説明が終わり、クイズ形式のグループディスカッションに進むと、中学生が生き生きとして発言を重ね、大学生も同じ目線に立って積極的にアドバイスするように一変し、一気に授業が盛り上がりました。

毎回、終了後に中学校の先生や大阪府警本部の方々からフィードバックと励ましの言葉をいただいてその後の授業の内容が向上していきました。

最終回を迎えたときには、学生はとても堂々としており、授業が終わった後に追いかけてきた中学生と一緒に楽しく話すようになっていました。

中学生からは「とてもわかりやすかった」「インターネットの怖さがわかりました」「マナーを守って使わなければいけないと知ることができました」「駄目なところを見つけるクイズがわかりやすくて楽しかった」「大学生が近くに来て教えてくれたことが嬉しかった」との感想がありました。

これに対し大学生は「いつもの授業は受け身だけれど、いざ授業をする立場になるとこんなに大変なのかと思った」「教えることはとても緊張しましたが楽しかったです」「自分が中学生の時よりもSNSや課金が身近になっていて驚いた」「はすはな中学校の生徒たちが学んだことを友達に広めてトラブルに遭わないようにしてほしい」「元気な子がたくさんいて幸せでした」「私達の授業を真面目に受けてくれたことが嬉しかったです」とたくさんの気づきと刺激を受けた声が挙がりました。

授業を受けてくれた中学生も、授業を行った大学生もともに多くの学びが得られた取り組みでした。

学生たちの活動に協力、支援いただきました関係者の皆様に感謝します。

これからも学生たちのサイバー防犯活動にご注目ください!

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