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お知らせ

授業風景1 授業風景1

授業風景2 授業風景2

授業風景3 授業風景3

2024年8月20日(火)、宮崎県の美郷町立美郷南学園にて経営学部久保ゼミの8人(4年生2人、3年生2人、2年生3人、大学院生1人)が、小学生と中学生を対象としたプログラミング教室を開催しました。「美郷町ふるさと納税データ活用推進協議会」の活動に含まれるコト(体験・学習)の商品開発の一環としての実施でもあります。

美郷南学園の8年生(中学2年生)が7月4日に修学旅行で本学を訪れて授業に参加したことがきっかけになり(https://cms.miyazaki-c.ed.jp/4619/)、その時に出会った経営学部の2年生3人が中心となって企画しました。対象を中学生だけでなく、小学生も含めて、午前と午後とで2クラスを計画し、両クラス共通で「Scratchの使い方」、小学生用に「音ブロックで遊ぼう」、中学生用に「バウンドボールゲームを作ってみよう!」のScratchの教材を子供の年齢に応じてわかりやすくなるように工夫して作成しました。

2年生が美郷町に行く前から当日の複数の状況を想像しながらリハーサルを何度も行いました。これまでにプログラミング教室やサイバー防犯教室で活動した先輩、美郷町で発表した経験がある先輩方からアドバイスをもらい、前日まで教え方をブラッシュアップしていました。2年生にとっては初めて学外の人に対しての発表やイベントであり、大いに緊張した面持ちで当日を迎えました。

当日は午前のクラスに小学生1年生から6年生まで21人が参加してくれました。前日に緊張で震えたと言っていた学生は緊張などどこ吹く風の雰囲気でハキハキとプログラミングの手順を説明していきました。先輩たちは子どもたちと目線を合わせてサポートし、誰一人取り残さない授業ができました。午後のクラスには中学生7人と興味を持った先生など大人5人が参加し、高度な内容の授業と各自が自由にゲームを作る時間を設けてマン・ツー・マンの環境を実現しました。

受講した子どもたちからは「楽しかった」「面白かった」「もっとゲーム作りたかった」「家でもやってみる」といった、この教室の楽しんでくれた声や前向きな感想をもらうことができました。

担当した学生は「行ったことがない場所を想定しながら準備するのが大変だった」「企画の内容からポスターのデザイン、準備のためのメールのやりとり、前日のリハーサルから当日の開始直前の準備まで全部担当できたのが大きい経験だった」といった事前準備での気づきや、「小学生から中学生までみんな素直で教えやすかった」「南学園の先生方が細かいところまでサポートしてくださって嬉しかった」「先輩たちが子どもの性格に合わせて丁寧に教えていて勉強になった」などの当日に気づいたことへの感謝の言葉を口にしていました。2年生の支援を担当していた上級生は「子どもたちが帰る時に楽しかったと笑顔で手を振ってくれたのが嬉しかった」と去年に続けて美郷町の子どもたちに癒やされていたようでした。

学生自らが現地に足を運び、人と関わり、町の良さを見つけつつ、自分たちの強みに気づいて、これからの自分と社会のために新しいことを生み出していく「良い循環」ができていく階段を上がっていってます。

アクティブに自分を成長させるきっかけを掴んでいく経営学部生の活動にご期待ください!

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