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【PBLプロジェクト】忍者キャンプで児童に礼儀やマナーを教えました!
8月20日(火)から8月22日(木)まで、交野市の「星の里いわふね」で本プロジェクト履修者を含む学生30名と小学生児童58名が忍者キャンプを行いました。参加した児童には、立派な忍者になる為にゲームを通して礼儀やマナーを学んでもらいました。
1日目は、「宇宙人鬼ごっこ」という4つの種類の忍者に分かれて鬼ごっこをするゲームなど、5つのゲームを通して児童たちに楽しく交流してもらいました。また、夕食作りとして班内で役割分担をし、児童にカレーの野菜切りやお米洗い、型抜きを行ってもらいました。
2日目は、複数のゲームで楽しんでもらった後で、10年後の自分へメッセージを書く巻物作りをしました。そして、お花紙を用いて巨大な花絵を8班で分割をし、巨大な花絵を時間内に完成させるという、班内だけでなく他の班の児童との協力が必要なゲームを行いました。
3日目には、前半に射的・カエル飛ばし・河童釣り・ビリビリ棒、後半にペットボトルボーリング・コロコロバイキング・ダーツ・言葉集めの各4つのゲームを順に行い、的を敵忍者に見立て、忍者になるための修行を通して、協力しながら相手を応援する思いやりを学んでもらいました。
また、3日間を通して児童たちに礼儀やマナーを身につけてもらえるように、体育館を走っていたり人の話を聞かなかったり、靴の並べ方が悪いなどのルールを守ることができない児童がいる班にはレッドカードを出しました。一方でしっかりとルールを守り、積極的に他の児童と協力している班にはゴールドカードを出し、礼儀やマナーを守ることの大切さを教えました。
食事の際には、食べ終えた食器をペーパータオルで拭いてもらうことで、食器を洗う時の洗剤や水の節約を心がけてもらいました。そして、お皿を洗う児童、お皿を拭く児童に役割を分担し、使った食器は自分たちで片付けてもらうことの大切さも学んでもらいました。
更に今年は食事の前に、交野市の地元食材である茨木養蜂園の「はちみつ」とじゃがいも「かたのルビー」を使った料理を提供していることを児童に伝え、地元の食材に関心をもってもらうような工夫もしました。
本活動は交野市教育委員会青少年育成課の方々にご協力をいただき、交野市内の小学校高学年を対象として毎年行っています。活動を通して、児童に礼儀やマナーについて学んでもらうことで、日常生活においても、礼儀やマナーを守れるようになってもらえれば良いと考えています。また、夏休みの思い出の一つとして充実した時間を過ごしてもらえたのではないかと思っています。
プロジェクト名: 大学生と地方自治体とのSDGs連携プラットフォーム活動
指導教員: 経済学部 准教授 村瀬憲昭