現代社会学部
【現代社会学部】三重県いなべ市でシンポジウム「まちに出て健幸になる」が開催されます!
現代社会学部の樫田美雄教授が代表をしている「ショッピングリハビリ研究会」が、三重県いなべ市の市民団体「あじさいまごころ隊」と共催で、「歩ける街作りと連動した健康作り」をテーマとしたシンポジウムを開催します。
11月20日(水)13時00分から15時30分、三重県いなべ市の藤原文化センター2F市民ホールです。
「ショッピングリハビリ研究会」は、樫田教授が研究代表を務める日本学術振興会科学研究費「ショッピングリハビリにおける生活の豊穣性の発見」[挑戦的研究(萌芽)2023-25]の研究班が基盤となって作られている研究会です.高齢者の健康作りにおいては、視野を社会に広げ、社会生活を豊かにする仕組みを伴わせることが大事である、という研究成果を発表するものです。
その仕組みの一つとして,「楽々カート」というショッピングカートを使った「ショッピングリハビリ」があります。三重県いなべ市では、まずは買い物をするショッピングセンターまでの移動が課題となっていました。現在、行政の努力も合わせ、ボランティア市民団体である「あじさいまごころ隊」がその課題部分を担う体制が整備されつつあります。この展開の経緯も報告されます。
健康は、豊かな社会生活があってはじめて輝くもののはずです。つまり、健康と市民交流の循環を作り出すようなまちづくりが重要となります。よって、今回のシンポジウムでは、「ウォーカブルな街作り」構想を推進する国土交通省からも行政担当者をお招きし、健康と市民交流とまちづくりの関係を総合的に考察して行きます.
シンポジウムは公開制で予約不要です。多くの皆さまのご参加をお待ちしております!
当日のプログラムは、下記のようになっています。
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シンポジウム・・「まちに出て健幸になる」
日時・・・・・・11月20日(水)13時00分〜15時30分
場所・・・・・・三重県いなべ市 藤原文化センター2F市民ホール
1:挨拶:日沖 靖 いなべ市長
2:祝辞 (県知事ほかを予定)
3:趣旨説明 樫田 美雄 摂南大学(ショッピングリハビリ研究会代表)
4:基調講演 似内 遼一 東京大学大学院~「”まち”で健康に暮らす」~
5:基調報告 浅野 幸継 国土交通省課長補佐 ~「ウォーカブルなまちづくり」~
6:報告 藤田進 あじさいまごころ隊代表 ~あじさいまごころ隊の取組~
7:報告 尾添 純一 ショッピングリハビリカンパニー社長
~楽々カートの取組みといなべ市での取組~
8:パネルディスカッション パネリスト:樫田・似内・浅野・藤田・尾添
■全体コーディネーター 真鍋 陸太郎 東京大学(ショッピングリハビリ研究会)