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拾ったゴミと一緒に集合写真 拾ったゴミと一緒に集合写真

参加した学生たち 参加した学生たち

滋賀のドキュメンタリー会社からの取材を受ける様子 滋賀のドキュメンタリー会社からの取材を受ける様子

現代社会学部の正課授業「FAL演習」(※)において開講している「壱岐ボランツーリズムから社会を考える」では、壱岐で見た海洋ゴミとの比較調査のために、9月15日に大阪海さくら主催の淀川ゴミ拾いに参加しました。

大阪海さくら代表の那須睦美さんは、「街のゴミが川に行き、川のゴミが海に行く」と話されていました。ペットボトルやビニール袋、心ない人が捨てた弁当ゴミやタバコの吸い殻など、まさに生活ゴミが多かったです。

一方、6月に参加した壱岐ボランツーリズムでは、外洋の島であるために大型の漁具類のゴミがとにかく多かったのが印象的でした。砂とからまって非常に重くなった巨大な魚網や、発泡スチロール製の大きな浮きが目につきました。これらは私たち自身が直接使っている物ではないですが、普段食べている食品の原料を収穫する時に使用されたものかもしれません。ゴミ問題を考えるときには、自分が直接出すゴミだけでなく、使用している製品の先まで想像をめぐらせることが必要でしょう。

大阪は、プラスチック産業の一大生産地でもあります。生活の便利さと環境保護の両立を、学生たちとともに考えていきます。

※昨年4月に開設した現代社会学部では、1年次から企業や自治体などと共有された目標の達成に向けて協働(ともに考え、ともに汗を流す)する実践志向のプログラム、フィールド型アクティブ・ラーニング(FAL)を展開しています。

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