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法学部学生が東日本大震災被災者支援活動「きっかけバス」の報告会を開催しました
4月22日(火)、福田流司さんと浅田美咲さん(いずれも法学部3年次生)が東日本大震災被災者支援活動「きっかけバス」参加の報告会を行いました。
「きっかけバス」は、全国の学生たちが東日本大震災で被災した岩手・宮城・福島の三県までバスに乗り、支援活動をする取り組みです。東日本大震災の翌日に設立された復興と防災を専門とする「公益社団法人助けあいジャパン」が運営し、2013年7月から活動を開始。内閣府の被災者支援活動に認定され、観光庁の連携プロジェクトとされています。
今回の報告会は、福田さん、浅田さん自らが企画し、現地での活動や東日本大震災と南海トラフ地震の予想比較、防災対策の大切さなどを発表しました。福田さんは、「きっかけバスに参加して、自分の今後に影響を与える貴重な経験ができました。これからも自分が目や耳で感じたことを報告会などを通じて多くの人に伝えていきたい」と語ってくれました。また、報告会参加者に対し「東北に訪れて風化を防ぐだけでなく、東北の良さを知ってほしい」とメッセージを送りました。
東日本大震災から3年が経ちましたが、被災地は今もなお、災害の風化や風評被害の厳しい現実に直面しています。彼らは「きっかけバス」を通じて、復興に寄与し、防災の大切さを学びました。今後二人の取り組みが多くの学生に伝えられ、被災地のニーズの変化や自分たちができる役割について考える学生が増えればと思います。