経営学部 その他
【経営学部】梅原ゼミの前田さん(3年)が、ビジネスプランコンテストで発表し、受賞しました。
11月12日(火)、経営学部 経営学科梅原ゼミの前田竜輝さん(3年)が、第3回学生ビジネスプランコンテストO-BUCs(オブックス)(主催:大阪信用金庫、共催:公益財団法人大阪産業局 大阪イノベーション、開催場所:だいしんシェアオフィス 夢はなて)に出場し、ゼミのメンバーらによる、AIを用いた個性豊かな声で楽しむ読書システムについて発表し、「努力賞」を受賞しました。
本コンテストは、地域社会、地域経済の活性化を図ることを目的に、学生の起業マインドを醸成するとともに、学生起業家を発掘するため、新しいアイデアとチャレンジ精神を持つ学生起業家や起業をめざしている学生のビジネスプランを広く募集するものです。受賞者等のアイデアはブラッシュアップされ、ビジネスプランの実現に向けたサポートがうけられます。関西の大学や高等専門学校から47件の応募がありファイナリスト10チームが発表しました。
前田さんは梅原ゼミのグループメンバーを代表して、「EchoTales ~個性豊かな声で楽しむ読書」をテーマに、ビジネスプランを発表しました。これは、急成長するアニメ市場の影響で需要が増えている声優業界に注目し、才能ある声優志望者が埋もれてしまう現状の課題を解決するためのサービスです。AI音声を使ったオーディオブックで、ユーザーは提供された声をAIにより素材化し、様々な小説を自由に声を選んで聞ける点が特徴です。ボイスユーザー(声の提供者)とブックユーザー(音声を購入し聞くユーザー)に分かれ、収益はサブスクリプション形式で発生します。
また、AI音声の活用により、豊富な声のバリエーションと大量の作品を提供することで、既存サービスとの差別化を図っています。電子書籍・オーディオブック市場が拡大する中、このサービスはSNSやインフルエンサーを活用し成長を目指し、才能ある声優が輝ける場を創出することを目標としています。
前田さんの発表の後、審査員からの質問に対し、「好んだ声に“いいね”を押して、ランキング画面と連動する仕掛けを考えている。ブックユーザーが好んだ声の特徴をAIが分析し、おすすめの音声を紹介する」と声の選定方法についても回答していました。
●発表内容:
「EchoTales ~個性豊かな声で楽しむ読書~」
<本提案を行った経営学部 経営学科 梅原ゼミメンバー>
●発表者:
前田竜輝さん
●グループメンバー:
本並 聖也さん
清水 愛麟さん
阪本 柊太さん
高城 遥斗さん