経営学部
【経営学部】11月26日、2年次生の企画・運営による「将来のための資産形成セミナー」が開催されました。
このセミナーは、学生が失敗を恐れずに資産形成・運用を行うための実践的な知識を身につけることを目的に会計・ファイナンスコースの学生が中心となって実施したものです。
セミナーには、経営学部の学生だけでなく、経済学部、法学部、理工学部、現代社会学部から文系・理系問わず幅広い学生の応募がありました。さらに、教職員も加わり計30名以上が参加しました。
参加希望者には、講演内容をより深く理解できるよう、岩坪経営学部長が作成してくださった資料を事前に配布し、予習の機会を設けました。
以下が当日の流れです。
【当日の流れ】
・野村證券株式会社の朝野様によるご講演
・過去のデータを用いた金融商品への投資シミュレーション
・シミュレーションの結果に対する専門家の講評
野村證券株式会社の朝野様をお招きし、投資や資産形成の基礎について学ぶためのご講演をしていただきました。
その後、講演で学んだことを生かすために金融経済教育推進機構が提供している「資産形成タイムトラベル」https://www.j-flec.go.jp/materials/timetravel/を利用し、毎月1万円を一定期間運用することを条件として投資シミュレーションを行いました。
シミュレーションでは参加者を4人ずつ5班に分け、リスクとリターンを考慮して代表的な金融商品(預金、国内外の株式・債券)の資産配分の割合、最適な投資先の組み合わせを議論しました。
さらに、議論した組み合わせを過去の市場データを用いて「もしこの資産配分で運用していたらどのような結果になったか」を検証し、講師の朝野様に講評をいただきました。
専門的な視点の講評を通じて、長期投資や分散投資の重要性を実践的に学び、今後は自ら資産形成・運用を行う必要があることを学生が実感する機会となりました。
参加者からは、「実際に少額で投資を始めてみたいと思った」「セミナーを聞いて金融への興味が増した」「話が分かりやすく、実践のシミュレーションも楽しかった」などの意見が多数寄せられました。
当日の参加者の感想やアンケートの結果から、セミナーの目的である「資産形成・運用で失敗することへの恐れを減らすこと」および「実践するための知識を身につけること」が達成できたと思います。
今回のセミナーは、学生自身が主体となって企画・運営を行い、多くの参加者に資産形成や投資について学ぶ貴重な機会を得ることができました。今後も失敗を恐れずに挑戦し、実践的な知識を深められる場を作っていきたいと思っています。引き続き、私達の挑戦を支援いただけますと幸いです。
(学生有志代表:経営学部 林田真依)