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【PBLプロジェクト】児童に防災を深く考えてもらいました!
12月8日(日)に交野市の「ゆうゆうセンター」で、学生26名と小学生高学年児童24名が防災キャンプを行いました。今回の活動では、心臓マッサージ(胸骨圧迫)やAEDの使い方を実際に体験してもらう講習や、劇を通して災害現場での治療の優先順位について知ってもらうトリアージ、マップを用いて自宅から避難所までの避難経路を考えるゲームを行いました。また、昼食の時は、様々な野菜が入ったけんちん汁と、保存食として用いられているアルファ化米を使ったご飯を食べ、児童に災害時の食事について学んでもらいました。更に言葉を使わずにお題に沿って一列に並ぶゲームで、ハンディキャップについても学んでもらいました。
この防災キャンプは交野市教育委員会の方々にご協力いただき、市内の小学校高学年を対象として毎年行っています。今回は過去の活動を振り返って、どのように児童に防災を学んでもらうのかよいか、プロジェクトメンバーでよく話し合ってゲームを準備しました。例えば、避難経路を考えるゲームでは、土砂災害で道が塞がるなどのアクシデントを用意し、事前に避難経路を考える大切さを学んでもらいました。また、ゲーム中に防災に関するクイズを出し、知識を身につけてもらいました。
参加した学生(理工学部3年生 内優)は「近年、各地で災害による被害が多くなっている中で、ゲームを通して児童に楽しみながらも真剣に防災について考えてもらうことができてよかった」と話していました。
児童の皆さんには、この活動で学んだことをご家族に伝え、災害が起こる前から今できることを話し合ってもらえたらよいと思います。
プロジェクト名:大学生と地方自治体とのSDGs連携プラットフォーム活動
指導教員:経済学部 准教授 村瀬憲昭