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お知らせ

大阪家庭裁判所入り口にて 大阪家庭裁判所入り口にて

現代社会学部の正課授業「FAL演習」(※)において開講している「子どもの声を聴く仕事」の履修生7名が、司法面接のための研修動画を作成しました。

このFALでは、前期の学内での事前学習をふまえ、夏休みには学外活動として、大阪家庭裁判所への訪問や広島県で開催された犯罪心理学会への参加を実施しました。また、事件や事故に巻き込まれたり、虐待の被害が疑われる子どもから話を聴く司法面接のトレーナーの方からは、トレーニング内容を聴かせていただきました。司法や福祉の現場で子どもの声をどのように聴くか、また、それらの実務を担う仕事はどのようなものか、などについて様々なかたちで理解を深めました。

その知識をもとに、後期には司法面接のトレーニングに使用する研修動画の撮影に臨みました。

撮影は、1年生チーム(3名)と2年生チーム(4名)に分かれ、シナリオ作りから配役、撮影場面の検討まで、すべてをチームのメンバーで協力しながら行いました。現場のトレーナーの方から要望やアドバイスをいただき、撮影時にはチームメンバーで綿密な打ち合わせを重ねました。同じ場面でも視点を変えて撮影するなど、研修で使いやすい動画になるように、いろいろな工夫をしています。

何度も確認をしながら撮影を続けたので、完成した時にはとても達成感がありました!

学生が作成した動画は、様々な機関において、子どもからの聴き取りをトレーニングする研修の場で用いられる予定です。
 

※昨年4月に開設した現代社会学部では、1年次から企業や自治体などと共有された目標の達成に向けて協働(ともに考え、ともに汗を流す)する実践志向のプログラム、フィールド型アクティブ・ラーニング(FAL)を展開しています。

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