経済学部 理工学部
【PBL/2024年度の振り返り】大学生と地方自治体とのSDGs連携プラットホーム活動プロジェクト
①プロジェクト名: 大学生と地方自治体とのSDGs連携プラットホーム活動
②指導教員: 村瀬 憲昭(経済学部経済学科)、下元 一輝(理工学部テクノセンター)
③主な連携先/協力先:交野市教育委員会・寝屋川市教育委員会・すさみ町地域未来課
活動内容:
SDGsに掲げられている「質の高い教育をみんなに」や「住み続けられるまちづくり」への貢献を目指した学生と地方自治体との連携プラットフォームとして、交野市、寝屋川市、すさみ町の連携先の方々と話し合い、年間計画を決めて活動を進めてきました。交野市での活動では、市内の小学生を対象としてゲームで楽しみながら防災の知識を身に付けてもらう活動や野外での交流活動を行いました。寝屋川市やすさみ町では、地域活性化イベントへの支援を通じて、地域住民やイベント参加者との交流を行いました。また、すさみ町では、住民との交流を通じて地域の暮らしぶりや困りごとを伺い、協力して地域の課題に取り組みました。
④プロジェクトの成果:
今年度はこれまで上記の3自治体との間で7つの活動を行いました。年間計画に基づいて各活動のチームリーダーが連携先の方々と意見調整した上で、チーム内で活動の細部まで話し合って準備を進めました。各活動の準備段階では、より良い活動となるようチームメンバーが意見を出し合い、創意工夫して活動内容を決めることができました。交野市活動では、毎年参加してくれる児童も楽しんでもらえるように花絵の制作など昨年度とは異なるプログラムを考えました。また児童が安全に参加できることにも気をつけて準備を進め、事前に何度も試行した上で当日の活動を行いました。このように各活動において入念な準備を行い、無事すべての活動を完了することができました。また、連携先の方々や学生間でのやり取りを通じて、報告・連絡・相談の大切さを学ぶことができました。
⑤その他(“参加学生の声”等):
参加した学生からは、上手くいったこととして、すさみ町の方々との交流や交野市活動での新たなプログラムの実施など、チームでより良い活動を行うための創意工夫が出来たことが挙がりました。その一方で、上手くいかなかったこととして、互いに担当業務の進捗の確認や督促が十分にできておらず、準備に遅れが生じたことや、準備段階で市役所や役場の方との十分な連絡が取れていなかったことが挙がりました。これらの反省点については、次年度の活動にむけて、チーム内のミーティングでよく話し合い、改善に向けて各メンバーが意識を上げて取り組む必要があることを確認しました。
すさみ町イノブータン王国祭
交野市忍者キャンプで作った花絵
寝屋川市エンジョイフェスタ