経済学部
経済学部主催「イタリア海外研修」を実施しました
2月7日~17日まで、経済学部生6人が、後藤和子客員教授と村瀬憲昭准教授の引率のもと、協定校IULM大学(ミラノ市)でのイタリア研修に行ってきました。これは、欧州の経済や文化を学ぶ目的で、経済実践演習プログラムとして実施されました。午前中にイタリアの文化産業に関する授業(英語)を受け、午後から講師の案内で関連する見学を行うという研修プログラムが組まれました。
1日目は、G. Ferilli教授による文化産業概論と、国際交流センター職員によるIULM大学の紹介がありました。午後はIULMの学生も案内に加わり近代美術館(Galleria d’Italia)を見学しました。2日目は、V.Russo教授によるニューロマーケティングの授業でした。脳科学の知見をマーケティングに応用したもので、消費者行動を分析した結果の事例をいくつか紹介いただき、午後に実験室の実験装置を見学しました。3日目は、G.Tonucci教授とM. Ferraresi教授による、イタリアのファッションの考え方や歴史、ファッション産業の構造に関する授業を受け、午後にファッション・デザインに関する博物館(Triennale Design Museum)を見学しました。4日目は、I. Taro氏とC. Fumagalli氏からミラノという都市の成り立ちや、ミラノの建築について講義を受けました。そして、午後にレオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」が飾られている教会を見学しました。
IULM大学のホスピタリティにより、先端の研究に触れ、充実した研修を実施することができました。参加した学生から、これを機に国際社会に目を向け、英語能力の向上に努めたいと言う声が聞かれ、大いに刺激を受けた学習機会となりました。