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お知らせ

3月13日(木)から15日(土)にかけて立命館大学大阪いばらきキャンパスにて開催された「情報処理学会 第87回全国大会」で、経営学部3年 松村亮平さん(梅原研究室)が学生奨励賞を受賞しました!

情報処理学会は、1960年の設立以来、発展する情報処理分野で指導的役割を果たすべく活動をしている情報処理分野における最大の学会で、全国大会は年1回開催する学会最大のイベントです。
全国大会では、最新の学術・技術動向や情報に関する新しい研究成果やアイディア発表を通して意見交換・交流を行っています。今回の学生奨励賞は、学生セッションで発表された学生会員の中から優秀な発表に対して授与されるものです。
 
受賞者コメントは以下のとおりです。
「本研究は、多くの方々に支えられながら進めてきたものであり、その成果を発表し、評価いただけたことを、大変うれしく思っております。今回は、私にとって初めての挑戦となる点群データを対象に、深層学習を用いてその適用範囲や性能限界を検証することに取り組みました。私はこれまで情報処理の分野を専門的に学ぶ機会はそこまで多くはなかったため、プログラミングや3Dデータ処理、機械学習といった専門知識を基礎から学ぶ必要がありました。最初はわからないことが多く、戸惑うこともありましたが、指導教員の先生をはじめとした多くの方々のおかげで、少しずつ理解を深め、実験や精度検証を重ねながら本成果へとつなげることができました。こうした経験を通して、分野の垣根を越えて挑戦することの意義を実感するとともに、自分自身の成長も強く感じています。今後もこの経験を糧に、身につけた技術を社会課題の解決や人々の暮らしを支える仕組みづくりに役立てられるよう、実践的な応用と学びを深めてまいります。」

【掲載論文】
深層学習を用いた広域と狭域の橋梁点群データの重畳技術に関する一考察
松村亮平,梅原喜政(摂南大),中原匡哉(大阪電通大),塚田義典(麗澤大),後藤優汰,岡田凌月(摂南大),久原巧夢(大阪電通大)

論文概要:https://www.ipsj.or.jp/event/taikai/87/WEB/data/pdf/1P-07.html
受賞者一覧:https://www.ipsj.or.jp/award/taikaigakusei.html

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