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お知らせ

江口怜講師が継続している夜間中学に関する研究が、新聞二紙で取り上げられました。


一つめは、2025年4月19日付の産経新聞の連載シリーズ「夜間中学はいま」です。
学生時代に夜間中学に出会ったときの衝撃から始まり、2016年に教育機会確保法が成立して以降の夜間中学をめぐる状況や課題、歴史を見つめ直す意義などが語られています。


「ガツン」と衝撃の出会い 摂南大講師の江口怜さん「転換期の夜間中学、歩み伝えていく」
https://www.sankei.com/article/20250419-HXNIVLFJ3NJWHFF6NDWEU7UOAI/


二つめは、2025年4月10日付の朝日新聞和歌山版「公立夜間中学校へ (下)  学びを必要とする人へ 情報浸透を」という記事です。
2025年4月、和歌山県で初めての公立夜間中学校となる、和歌山市立和歌山あけぼの中学校が開校しました。
江口講師は、あけぼの中学校に今後必要となる広報周知や、福祉・人権団体との連携の必要性などについてコメントしています。


江口講師による『戦後日本の夜間中学〜周縁の義務教育史』(東京大学出版会、2022年)は、第11回東京大学南原繁記念出版賞、第8回(2022年度)「生存学奨励賞」、第1回日本オーラル・ヒストリー学会奨励賞など、数々の賞を受賞しています。


また、浅野慎一現代社会学部長も携わった『全国夜間中学校関係史料集』(不二出版、2024年〜)は、2026年8月まで第6回の配本が予定されています。

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