現代社会学部
【現代社会学部】京都・鴨川の魚道づくりボランティア活動に参加しました!
三条落差工での魚道づくり風景
魚道の中
丸太町落差工・魚道での記念撮影
現代社会学部の2年生と3年生の合計5名が、「京の川の恵みを活かす会」が実施している京都・鴨川での魚道づくりボランティアに参加しました。
現代社会学部の正課授業「FAL演習」(※)において開講している「地方メディアにおけるSDGs活動への参加」にて、連携先であるMBSの記者がこの活動に参加し、同時に取材活動を行うということで、同行させていただきました。
「京の川の恵みを活かす会」は、淀川流域の自然の恵みを豊かにし、これを活かしていくことに賛同する関係団体・個人で構成されたネットワークです。
鴨川には、鮎が遡上できるための魚道となる「落差工(らくさこう)」と呼ばれる段差が造られています。鮎は川で生まれ、海や河口付近で過ごしたのち、春にまた川に戻ってくる回遊魚です。低い段差であれば越えることが可能ですが、1メートルの段差は越えることができません。
この会では、治水と景観の観点から「落差工」を整備する活動を、16年前からをおこなっています。
4月20日には「三条落差工」、5月18日には「丸太町落差工」において、魚道づくり及び子どもたちに向けた水生昆虫の説明会などをおこないました。MBS記者による丁寧な取材活動を目の当たりにし、情報を伝える大切さを考える良い機会になりました。
※2023年4月に開設した現代社会学部では、1年次から企業や自治体などと共有された目標の達成に向けて協働(ともに考え、ともに汗を流す)する実践志向のプログラム、フィールド型アクティブ・ラーニング(FAL)を展開しています。