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お知らせ

経済学部の郭ゼミでは、スポーツビジネスを展開する㈱ヤマサカホライズンおよびプロ男子バレーボールチーム「大阪ブルテオン」との連携活動を本格的にスタートしました。学生たちは、スポーツを通じた地域経済の活性化や、スポーツビジネスの仕組みについて実践的に学んでいきます。まず、この取り組みの一環として、5月から6月にかけて、3回の特別講義を学内にて実施しました。
 第1回(5月27日)は、㈱ヤマサカホライズン代表取締役・洞井知彦氏を講師に迎え、2025年には15兆円規模を目指すスポーツ市場の成長や、野球・サッカーといった競技ごとの収益構造の違い、スポンサーやメディアなど多様なステークホルダーとの関係性など、スポーツビジネスの基礎的知識について学びました。
 第2回(6月3日)は、大阪ブルテオンの松岡透氏による講義で、パナソニックスポーツ設立の背景や、企業スポーツの社会的意義について説明いただきました。スポーツを通じた地域貢献やブランド価値の向上といった、企業活動とスポーツの新しい関係性への理解を深めました。
 第3回(6月17日)には、大阪ブルテオンの坂本直樹氏を迎え、アリーナ経営および球団運営の最新動向について講義を実施しました。体育館とアリーナの違いや、観客体験を重視した施設設計の重要性、さらにスポーツを核としたまちづくりや地域活性化の可能性について考察を深めました。
 今後、学生たちは、大阪ブルテオンの試合観戦や会場での来場者アンケート調査などを通じて、観客の消費動向やチームの認知度を分析し、若者の視点から具体的な提案を行っていく予定です。
 大阪ブルテオンの担当者からは、「今後は独立経営を目指し、より多くの方々に愛される球団づくりを進めていく中で、経済学部の学生からの提案をぜひ参考にしたい」との期待の声が寄せられています。

㈱ヤマサカホライズン代表取締役・洞井知彦氏の講義

大阪ブルテオン・松岡透氏の講義

大阪ブルテオン・坂本直樹氏の講義

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