経営学部
【経営学部】2025年度公認会計士制度説明会を開催しました。
2025年7月4日(金)、財務会計論Ⅰ(第12回講義)の授業時間を活用し、「2025年度 公認会計士制度説明会」が開催されました。本説明会は、財務会計論Ⅰの担当教員である伊瀨堂人講師の企画のもと、日本公認会計士協会近畿会との共催で実施されたものです。
当日は、以下の3名の公認会計士の方々に来学いただき、それぞれの立場から制度や業務に関する貴重な話を聞きました。
桂 真理子 氏 日本公認会計士協会近畿会 広報部
神農 有逸 氏 合同会社 気ずき~神農公認会計士事務所~
辻 有将 氏 新日本有限責任監査法人
「財務会計論Ⅰ」では、企業の財政状況や経営成績を株主や債権者などの利害関係者に適切に伝達する財務会計の役割や考え方について学んでいます。この講義の学びを通して学生たちは財務情報の読み手・作り手の両面から、企業と社会との関係性を理解することを目指しています。
この日の講義は、財務会計の中で公認会計士が果たす役割について理解を深めることを目的としています
講演では、桂氏から公認会計士試験の制度や資格取得までのプロセス、監査業務をはじめとする具体的な業務の紹介が行われ、加えて、本学部OBの辻氏からは、在学中の学習経験や現在従事している業務内容について話してもらいました。また、本学にゆかりのある神農氏からは、公認会計士としてのキャリアプロセスや実務経験を踏まえた実践的な視点での説明もありました。
説明会を通じて、公認会計士という職業が、専門的知識と実務経験を生かしながら多様なキャリアを形成できる職業であること、またその社会的意義の深さについて学生たちは関心を寄せていました。
講演後には数多くの質問があり、登壇者から丁寧な回答があり、今回の説明会を通して、学生たちの学びへの意欲が一層高まったようです。