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お知らせ

このたび都市環境工学科は、一年次必修科目「都市環境基礎ゼミⅠ」の講義の一環として、大阪府の総合治水対策施設である「太間排水機場」の見学会を開催しました。この太間排水機場は、1980年の第一期完成以来、寝屋川市流域の浸水被害の解消と河川氾濫防止のために寝屋川導水路を通じて雨水を淀川へ放流する役割を担ってきた基幹施設です。例えば、寝屋川市において196haもの浸水が予測された2018年の西日本集中豪雨では、本施設の内水運転によりその浸水被害を防いでいます。

学生は初めに本施設の概要説明を受けた後、導水路、制水門、砂沈池、除塵機、ポンプ室、発電機室、中央監視室を見学しました。その際には、職員の方に大変丁寧に各設備を解説していただき、学生たちは興味深く聞き入っている様子でした。

学生達は今回の見学会を通じて、総合治水対策施設の役割と大切さを学ぶとともに、技術者達の日々の努力により人々の安全な暮らしが守られていることを知ることができました。このような貴重な学びの機会を設けていただきました大阪府のみなさまに、学科一同より深く感謝申し上げます。

2025年5月29日

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