経済学部
【PBLプロジェクト】忍者キャンプで交野市児童が礼儀やマナーを学びました!
8月19日(火)~20日(水)の2日間、学生38名が交野市の「星の里いわふね」にて、「交野市いわふね隠者キャンプ」を実施しました。市内の小学校高学年の児童60名が参加し、「一級忍者になる」という目標のもと、ゲームを通して礼儀やマナーを学び、宿泊体験を通して協調性やコミュニケーション能力を育みました。
1日目は、4種類のゲームやクナイ(忍者が使う道具)作りを通して、児童たちは楽しく礼儀やマナーを身につけながら交流を深めました。クナイ作りでは、お守り袋に手紙を入れ、最後にクナイと一緒に装飾を施しました。また、カレーライス作りでは、班ごとに役割分担を行い、野菜を切る児童やお米を洗う児童に分かれて協力して調理を進めました。
2日目には、射的・カエル飛ばし・ボッチャ・紙コップリレーなどのゲームを楽しむ縁日を開催し、最後には児童全員でドミノに挑戦しました。縁日では、的を妖怪に見立て、忍者になるための修行として仲間と協力し、思いやりを持ってゲームを楽しむ姿が見られました。ドミノでは、各班がデザインを考え、それぞれの場所で並べたドミノをつなぎ合わせ、時間内に巨大な作品を完成させるという、全員の協力が求められるプログラムを実施しました。
また、食事の時間には、食べ終えた食器をペーパータオルで拭くことで、洗剤や水の使用量を減らす工夫を行い、その後は班ごとに「洗う係」と「拭く係」に分かれて作業を行いました。使用した食器を自分たちで片付けることで、協力の大切さや整理整頓の習慣についても学びました。
参加した学生(経済学部3年 在田篤司さん)は「様々なプログラムにおいて、児童たちが真剣にルールを聴き、一級忍者になるために一生懸命取り組んでいる姿がとても印象に残っています。ここで学んだ礼儀やマナーを、普段の生活でも生かしてもらえたらうれしいです」と話していました。
忍者キャンプは、交野市スポーツ青少年課のご協力のもと、交野市内の小学校高学年を対象に、毎年内容を工夫しながら実施されています。この活動を通して、児童たちが挨拶やマナーなどの礼儀作法を身につけ、日常生活の中でも自然に実践できるようになることを目指しています。
プロジェクト名:大学生と地方自治体とのSDGs連携プラットフォーム活動
指導教員:経済学部 准教授 村瀬憲昭
児童と一緒に礼儀やマナーを学ぶ
役割分担をしてカレーライス作り
全員で協力して巨大ドミノ作り