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お知らせ

摂南大学国際学部小都ゼミ3年生8名は、2025年5月24日(土)に神戸元町駅周辺でフィールドワークを行いました。

小都ゼミでは、フィールドワークの仕方、論文の作成方法などを指導教員の専門である中国地域研究を通してトピックごとに学んでいます。1つ目のトピックは「華僑」についてでした。「華僑」についての学びと理解を深めるためにフィールドワークを行いました。
フィールドワーク実施前の4回の授業で、学生は神戸の関帝廟、中華学校、中華料理店、南京町の4つのテーマに分かれ、学習を進めました。
フィールドワーク当日はそれぞれのテーマに関連する場所を周りました。フィールドワーク後は、南京町を観光し、肉夾饃(ロージャーモー)や豆花など、普段の中華料理店では食べることができないものを食べました。また、恋みくじやガチャガチャをして、南京町を楽しみました。

後日、フィールドワークを通して学んだこと、考えたことなどをまとめた成果発表を行いました。

・関帝廟:今回訪れた神戸関帝廟を担当学生が以前訪れたことのある横浜関帝廟と比較した考察や、普度勝会という行事のポスターの写真、参拝方法などが書かれた関帝廟のパンフレットなどを用いて報告
・南京町:南京町商店街振興組合とその商標、中秋節や春節祭などのイベントなどのポスターの写真を用いて報告
・中華料理:実際に食べた料理(広東料理)や店の内装、回転テーブルなどの写真を用いて報告

・中華学校:神戸中華同文学校の外観の写真や、神戸華僑歴史博物館の展示資料などを用いて報告

どのテーマも実際に行かなければ撮ることのできない写真を多く使用した発表でした。このフィールドワークで、神戸華僑への理解が深まるとともに、フィールドワークの行い方と、得た資料を用いた報告の仕方を学習することができました。今回のフィールドワークで得たものを今後のゼミでの学習や、卒業研究へと繋げていきたいと思います。

(文:国際学部3年生 篠原広樹 写真:国際学部3年生 篠原広樹、平岡愛、国際学部講師 小都晶子)

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