経済学部
経済学部の名方佳寿子准教授が堺市で教養講座を行いました
10月4日、経済学部の名方佳寿子准教授が堺市立男女共同参画センターコクリコさかい:堺自由の泉大学において大阪府立大学名誉教授・関西大学名誉教授宮本勝浩先生とともに『私たちの暮らしと今後の年金・医療制度』というテーマで、一般市民の250名を対象に講演を行いました。
現在、日本では平均寿命が男性81歳、女性87歳と伸び続けています。また物価の上昇に伴い、年金だけでくらす人々の暮らしは難しくなっています。さらに、インターネットなどの普及に伴い、特殊詐欺による被害件数と被害額は上昇しています。例えば2024年では被害件数は2万件以上あり被害額は720億円ほどになっています。その中でお年寄りを狙った詐欺も増えています。今後高齢者が心豊かで穏やかな生活を送るためにはどのようなことに気をつけなくてはいけないか、という点を宮本先生が説明しました。
一方、名方准教授は現在の日本の年金制度と医療保険制度について説明し、年金の受給において気をつけるべき点や物価上昇などに伴い医療費が増加していることを解説し、老後のためにどれくらいの貯金が必要なのかについて説明しました。
今後も皆様の身近でかつ重要なテーマについて講演し、地域の人々に貢献していきたいと考えています。