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お知らせ

今年も(株)ANA総合研究所提供の「体験型特別実習ANA中部空港研修」が、夏休み期間に開催され、国際学部2年生の希望者9名が参加しました。
8月18日から19日に学内で事前学習として、企業訪問におけるマナーから始まり、エアライン業界やエアライン職種ごとの業務知識を座学でしっかり学びました。エアラインへの理解と知識が深まったうえで、8月25日から27日まで2泊3日の日程で愛知県の中部国際空港(通称セントレア)でグランドスタッフ(旅客係員)業務の研修を行いました。現地ではANA中部空港株式会社の現役グランドスタッフによる座学研修、空港の施設見学、そして、実習を行うというプログラムです。
チェックインカウンターのシミュレーションではお客様のお荷物をお預かりしながら、保安業務を行い、同時に些細な会話から、お客様のニーズを読み取る難しさを学びました。(写真①)

搭乗ゲートでは、アナウンスにも挑戦し、お客様のスムーズな搭乗を促し、定時出発を守るシミュレーションを行いました。(写真②)
また、人事の方や、グランドスタッフの方々との座談会も催され、仕事のリアルや、就職活動に向けてのアドバイスもいただきました。

9月18日の事後報告会では、一人一人がパワーポイントを用いて研修の報告をすると共に、新たな発見や自身のキャリアを考えるにあたって、今、大学生活の中で何をしておくべきかを、それぞれが熱く語ってくれました。
就職活動が早期化する中で、2年生という早い段階で実際の空港業務を体験し、華やかに見える空港業務の裏にある厳しさを知る一方、仕事のやりがいなど生の声を聞けたことは、社会を知り、大学で学ぶべきことを確認できる貴重な機会になったと思われます。将来の自身のやりたい夢を見つけ、それに向かって準備するきっかけになることを期待しています。

(文責 国際学部客員准教授 沖中美喜)

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