中国・雲南省　保山比頓コーヒー有限公司と包括連携協定を締結しました

摂南大学は寝屋川キャンパスにおいて、10月29日、中国・雲南省保山市の保山比頓咖啡有限公司（Baoshan Beaton Coffee Co., Ltd.）と、相互の連携と協力により、教育・研究・研究成果の社会実装およびコーヒー産業をはじめとする関連分野の発展に寄与することを目的として、包括連携協定を締結しました。

本学と同社の交流は、2024年に雲南農業大学を介して始まり、これまでに３度の訪問を通じて関係を深めてきました。保山市内のコーヒー工場や農園、保山市珈琲実践トレーニングセンター、比頓咖啡産業文化園などを見学し、雲南省保山市におけるコーヒー産業・文化に触れるとともに、コーヒー製品の開発に向けた協議を行ってきました。

その成果として、両者は３種類のコーヒー製品「Nan Nan Coffee」を共同開発し、摂南大学開学50周年を記念して特別にデザインしたパッケージを採用し、2025年9月に完成させました。

コーヒー製品の名称「Nan Nan Coffee」は、雲南省の「南」と摂南大学の「南」、両者に共通する漢字「南」に由来しており、両者の絆を象徴しています。

今回の協定締結により、コーヒー産業分野における研究開発や教育プログラムの実施、学生・教職員と企業社員の交流促進など、幅広い分野での連携が期待されます。摂南大学は今後も国際的な産学連携を通じて、地域と世界をつなぐ教育・研究活動を推進してまいります。